七草粥を食べる理由・意味

七草粥を食べる理由・意味・由来

 

Q

どうして七草粥を食べるの? (1月7日)

A

1月7日には七草粥を食べる家庭が多いよね?その理由をしっているかな?


実は七草粥はお正月の行事とは別の「人日の節句(じんじつのせっく)」という中国由来の行事から来ているんだよ。元旦から数えて7日目を人の日として占いなんかをしながら大切にすごしていたんだ。その一環として、無病息災を願って七種類の芽吹いたばかりの植物を入れた汁物を食べていたんだよ。


七草粥に使われている植物はどれも、早春のころ、一番に芽吹くんだ。だからその植物たちは邪気をはらってくれると信じられているんだね。最初は儀式で始まった七草粥だけど、七草に使われている植物には身体にとても効果的な成分を含んでいるんだよ。だからお正月のご馳走で疲れてしまった胃腸に優しく作用して癒してくれるんだね。


また冬はお野菜があまりとれないから不足しがちな栄養分を補うという効果もあるんだよ。