小寒の意味 何日?

小寒の意味 何日?

 

Q

小寒って少しだけ寒い日って言う意味なの? (1月5日ごろ)

A

小寒ってどんな意味があるのかな?


一年間を24の節目で区切った二十四節気(にじゅうしせっき)。その23番目が小寒だよ。太陰太陽暦では11月後半から12月前半の事。太陽黄経が285度のときで、だいたい1月5日か6日ごろのことを指すんだ。期間としての意味もあって次の大寒の前日までの事を指すんだよ。


暦便覧では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と記されていて冬至よりも日は長くなるけど、逆に陰の気配が負け時と強くなってますます寒くなるとしているんだ。


次に大寒を控えて、暦の上で寒さがもっとも厳しくなる期間の前半戦。この日から立春の前の日までを「寒」「寒中」「寒の内」と言い、その始まりの日である小寒を寒の入りとも言うんだよ。寒中見舞いを出す人はこの日から出し始めるんだ。


漢字では小寒なんて控えめな表現だから「少しだけ寒いって事かな?」と感じるけど、「小寒の氷(こおり)大寒に解(と)く」(大寒よりも小寒のほうがずっと寒くて、物事は順序どおりにはいかない)なんていう例えのことわざもあるくらい、小寒は寒さが厳しくなる節目なんだよ。