初午の意味・何をする日?

初午の意味・何をする日?

 

Q

初午(はつうま)ってどういう意味?何をする日なの? (2月6日ごろ)

A

初午の日、って聞いたことがあるかな?いったいどんな日なんだろう。


初午の日っていうのは、二月の一番最初の午の日のことだよ。この日に稲荷神社にお参りすることを初午詣と言って、豊作や商売繁盛・家内安全・開運等が祈願されているんだ。


なんで稲荷神社なんだろう?

これは、稲荷神社の本社である京都の伏見稲荷神社の神様である「宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)」が伊奈利山に降りた日が711年2月11日の初午の日だったといわれているからなんだよ。神様がいらっしゃっためでたい日を毎年お祝いしていたんだね。


この日はお供え物としてお稲荷様の大好物の油揚げをつかったいなりずしや、繭が沢山取れる事を祈願して作られたのが発祥の初午団子等があるよ。


また「しもつかれ」という鮭の頭や野菜くず、酒粕を煮込んだ郷土料理も振舞われていて、色んな家のしもつかれを多く食べると無病息災になると信じられ、ご近所で交換している地域もあるんだよ。