穀雨とは

穀雨の意味

 

Q

穀雨(こくう)ってどういう意味なの? (4月20日頃)

A

穀雨って何か知ってるかな?


穀雨というのは一年を太陽の位置を基準に24に分けて季節を表す「二十四節気(にじゅうしせっき)」の第六番目だよ。太陰太陽暦では3月中(三月の後半)の事を指しているんだ。太陽の黄道が30度に達した日で、だいたい4月20日頃のこと。期間としての意味もあって、次の立夏の前日までの15日間を指す言葉としても使われているよ。


暦便覧では「春雨降りて百穀を生化すればなり」と表現されていて、この頃は梅雨のようにしょっちゅうってわけじゃないけど、雨の量が多くなり始めるんだ。これが恵みの雨となって田畑を潤す事から名づけられたんだね。


日差しもつよくなって天気も安定してくる頃。昔からこの頃に田畑の準備をしていたんだよ。