小満の意味・由来

小満とは

 

Q

小満(しょうまん)とは?〜小満の意味を教えて (5月21日ごろ)

A

小満(しょうまん)って聞いた事あるかな?


小満というのは一年を太陽の位置を基準に24に分けて季節を表す「二十四節気(にじゅうしせっき)」の第8番目だよ。


太陰太陽暦では4月(四月中)の事を指しているんだ。太陽の黄道が60度に達した日で、だいたい5月21日頃のこと。期間としての意味もあって、次の芒種(ぼうしゅ)の前日までを指す言葉としても使われているよ。


暦便覧では「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されているんだ。盈満とは満ち溢れる事。全てのものが成長して満ち満ちている様子が目に浮かぶようだよね。


またこの頃は麦が穂をつける時期でもあるんだ。穂が出始めた麦を見てちょっと満足したことから「小満」といわれるようになったという説もあるよ。