芒種の意味・由来

芒種の意味・由来

 

Q

芒種(ぼうしゅ)って何?〜芒種の意味を教えて (6月6日ごろ)

A

芒種(ぼうしゅ)って何の事か知ってる?


芒種というのは一年を太陽の位置を基準に24に分けて季節を表す「二十四節気(にじゅうしせっき)」の第9番目だよ。


太陰太陽暦では4月後半から5月前半の事を指しているんだ。太陽の黄道が75度に達した日で、だいたい6月6日頃のこと。期間としての意味もあって、次の夏至(げし)の前日までを指す言葉としても使われているよ。


暦便覧では「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」と記されているんだよ。芒っていうのはイネ科植物の果実を包む穎(えい)、稲でいうと籾殻にあるとげのような突起のことなんだけど、これを持っている植物の種をまく時期だって言う事なんだよ。でも現在ではこれよりも前に種まきされているのが実際のところなんだ。


西日本ではちょうど梅雨入りを迎える時期だね。