クリスマスにチキンを食べる理由

クリスマスにチキンを食べる理由

 

Q

なぜクリスマスにチキンを食べるの? (12月25日)

A

クリスマスの食卓に上がるものといえばチキンじゃないかな?でもどうしてクリスマスにチキンを食べるんだろう。


実はクリスマスにチキンを食べるのは日本だけなんだ。アメリカでは七面鳥を、ノルウェーではサーモンを…なんて国ごとにそれぞれのご馳走を食べているんだよ。ではなぜ『ご馳走といえばチキン』というわけでもない日本で、『クリスマスにはチキン』になったのかな?それはある企業がそうなるようにキャンペーンをしたからなんだ。


ある企業とは『ケンタッキーフライドチキン』!


ケンタッキーフライドチキンが1971年に東京での一号店となる青山店を出店すると、そこにやってきた外国人のお客様が「日本には七面鳥がないからケンタッキーフライドチキンでクリスマスを祝う」とチキンを購入していったんだ。それにヒントを得て、1974年12月1日に始めてのクリスマスキャンペーンを行い、現在まで毎年やっているんだ。


そういったキャンペーンが日本の人々の中に浸透して「クリスマスにはチキンを食べよう」という習慣になったんだね。ちなみに以前は手に入りにくかった七面鳥だけど、現在ではクリスマス近くを中心に売られているのをちらほら見るようになったよね。でも値段がチキンより高いのと、やっぱりチキンの方が馴染みがあるのでチキンを選んでクリスマスの食卓に出している家庭が多いようだね。